舞台は稽古場。「ハムレット」のオーディションを兼ねたワークショップを舞台に、ハムレット役とオフィーリア役を目指す若者たちの競争心、葛藤や希望を描く。劇中劇として「ハムレット」の名場面が随所に盛り込まれ、大学生の主人公・タツヤがハムレットに挑戦する過程で感じる苦悩が、劇中のハムレットと重なっていく・・・
自分は何者であり、何をすべきなのか。生きていく上で常に付きまとうこの疑問と、ハムレット劇中のセリフ「To be or not to be」の問いかけに、若者たちはどのような答えを見つけ出すのだろうか・・・